待望のショートタイプ
今まで、Daiichi Rubber RAKAのバリエーションといえば、主に再生産のタイミングでのカラー展開のみでしたが、’24春、ついにショートタイプが登場しました。お客さまからの声が多かったため展開が決まったとのことですので、それだけ待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか。
Cacicaでも初夏の頃に入荷しましたが、ご案内がすっかり遅くなってしまいました。
酷暑の夏もそろそろ終わりが見えてきそうですので、雨の多くなる時期を前に改めてご紹介させていただきます。
ロングタイプからの変更点
まずは全体像からご覧ください。
アッパーやソールの仕様は変わらないですし、プルストラップもそのままなので、パッと見たところ、ロングタイプの丈が短くなっただけの印象を受けます。
こちらは横・後ろから見たところ。
ロングタイプとの違いは主に2点あります。
ひとつめはベルトがなくなったこと。
ロングタイプはくるっと丸めて持ち運びができる「パッカブル」仕様になっていたので、丸めたブーツをまとめておくためのベルトが履き口に付属していました。キタキツネの刻印入りのボタンで留めるようになっていたので印象に残っている方も多いかもしれません。
刻印入りのボタンも、RAKAらしさのひとつだったので、私としては残しても良かったのではないかと思いましたが、メーカーの方に伺ったところ、やはり先方でも検討し悩んだ結果、シンプルさを優先したとのことでした。
ふたつめは履き口の形状です。
ロングタイプでは足入れがしやすいように履き口後部が大きく開くようになっていました。
ショートタイプではもともと足入れがしやすいので、その形状が省略され、ぐるりと一周パイピングが付く形になりました。
上記のようにベルトがなくなってしまったので、パイピングがあることで履き口に輪郭が生まれ、良い表情になっていると思います。
比べてみると
ロングタイプと並べるとこんな感じです。
こうして見ると、丈は随分と違いますね。
サイズ24㎝では、丈が12~13㎝程短くなっています。
視覚的には60%くらいになっている感じです。
気軽に履いていただけます
ロングタイプに比べると、圧倒的に取り回しが良くなったので、軽い雨の時も気軽に履いていただけそうです。
また、長めのスカートにもあわせやすいので、雨の日のコーディネートの幅も広がるのではないでしょうか。
履いているところを画像に撮ってみました。
モデル身長は157cm、着用サイズは23cmです。
入荷したサイズはひとまず23㎝と24㎝。今のところ、色はblackのみの展開です。
短くても雰囲気はそのままに
古いローバーブーツの形を起源とし、クラシックなロングタイプ。
雰囲気はそのままに、より使い勝手の良くなったショートタイプ。
どちらにも魅力がありますので迷ってしまいますが、普段の装いや履いていただく状況を思い浮かべて、お選びいただくと良いかと思います。
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