- Cacicaについて -

時間と場所を共有して初めてできることがあります

靴のオーダーに馴染みのない方にとって、工房でお話をするのはとても緊張する状況かもしれません。しかし、そのような状態では会話もぎこちなく、採寸時の足の状態も普段とはまた違ったものになってしまいます。Cacicaでは、リラックスしていただけるよう、格調のあるサロンのような空間でなく、柔らかな雰囲気を意識して、自ら仕上げた漆喰塗りの壁や古い時代の什器で空間を作っています。
自然で和やかな会話から、より良いものが生まれるように。まずはそこから始めたいと思います。

靴を納品した後も、それで終わりではなく、その後も関係性は続くと考えています。修理にお持ちいただくのはもちろん、靴の履き方を確認させていただいたり、革の状態をみせていただいたり。
靴と過ごす時間を共有していくことも私たちの役割です。
 
 
 

これから先、顔を合わせて話をすることや、直接足を採寸し、一足の靴を仕立てることは、もしかするととても贅沢なことになるのかもしれません。その貴重な時間を、少しでも有意義な体験にしていただきたいと思っております。
 
 
 

革靴を修理しながら何年も履き続けていくことは、大きな消費を続けていく流れを食い止める手段の一つになると考えます。技術を受け継ぎ、受け渡していくことと共に、来るべき次の時代を見据えて手を動かしていきます。
 
 
 

最適な足元の形を一緒に探しましょう

靴職人・教室運営 : 柳川 和俊(やながわ かずとし)
1978 埼玉県さいたま市(旧大宮市)生まれ。
2003 moge workshopにて靴作りの基礎(木型・型紙)を学ぶ。
2004 bench work studyにて英国式の靴作り(木型・底付け)を学ぶ。
2006 さいたま市大宮区に靴工房を立ち上げる。
2011 ・文化学園大学にて講義(~'18 年1回)
2013 ・北浦和・ひだまり商店の靴「どんぐり」を製作
2016 工房内にショップをオープン。
2018 ・千葉県いすみ市のキョン革活用案としてのベビーシューズを製作

革小物製作・出張WS運営 : 柳川 智恵(やながわ ともえ)
1979 新潟県上越市生まれ。
2014より工房スタッフに。

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